年末調整って何をしているの?

2021年も12月に入り、今年も残すところあと1か月となりました。

また、12月といえば「年末調整」の季節でもあります。

 

年末調整では、実際に何をしているか知っているでしょうか?

よく知らない方のために、今回は年末調整の大まかな仕組みについて説明します。

 

年末調整を一言でいうと、「簡易的な確定申告」です。

確定申告とは、毎年1月~12月までの所得税額を翌年に税務署などに申告することです。

 

確定申告は、原則として一定の収入のあるすべての方がする必要のあるものですが、

会社員の方で他の収入がない方などは、確定申告をせずに年末調整で済ますことができます。

 

1月から11月までの給与に対しては、給与の金額に応じた一定額の所得税が毎月差し引かれています。

これに対し、12月の所得税額は「①1年間の所得税額―②1月から11月までに差し引かれた所得税額」となります。

 

例えば、1年間の所得税額が10万円で、毎月1万円の所得税が差し引かれていた場合、

12月分の所得税額は「10万円-1万円×11か月=△1万円」となり、1万円の還付となります。

 

多くの場合、12月分の所得税額は11月までの所得税額より少なくなるため、

12月の給与の手取り額は増えることになります。

 

これが年末調整のおおまかな仕組みです。