個人にかかる所得税の計算では、
「収入」、「所得」、「課税所得」といった用語が出てきます。
似たような意味の単語ですが、3つの意味は大きく異なります。
これらの違いを簡単にまとめると次のようになります。
●「収入」・・・給与や事業などから得た総収入のこと
会社でいうと”売上高”のイメージ。
●「所得」・・・収入から必要経費等を引いたもののこと
会社でいうと”営業利益”のイメージ。
●「課税所得」・・・所得から所得控除を引いたもののこと
会社でいうと、”税引前当期純利益”のイメージ。
これら3つの数字は、
収入>所得>課税所得というように段階的に小さくなっていきます。
たとえば収入が1,000万円であっても、
所得が500万円、課税所得が300万円程度になるということも十分にあります。
所得税の税率は、「課税所得」に対してかけられるため、
たとえ収入が多くても課税所得が少なければ、税率は高くなりません。
これまで「収入」の金額だけを意識してこられた方は、
これから「所得」や「課税所得」の金額を意識してみてはいかがでしょうか?
